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子ども達が示すSOSとは



不登校のお子さんに限らず、子ども達が出すSOSにはどんなものがあるでしょう?

言葉で考えて、言葉で表現する力のあるお子さんや

状況を冷静な目で見ることのできるお子さんなど

お子さん自身の発達や能力によって

あるいは

親や大人との信頼関係(自分が何を言っても相手は話をしっかりと聴いてくれると思っている関係)がある場合


環境的にそれを受け入れられる、安定した環境がある場合(例えば、親の経済状況が安定しておらず生活のことだけで必死で大人が余裕がなかったり、災害や近親者の介護や病気、死去等で大人に余裕がない場合は、難しいですよね)

誰かに話すことで何かしら解決ができる可能性がある、と子どもが信じられる場合


には


子ども達はSOSとして、次のような症状を示してくれることがあります。

(ただし、お子さん自身にはSOSを出しているという自覚症状がないことも多いです)

・(些細なことで)イライラしている

・目つきが険しい

・兄弟、姉妹げんかが増えた(親の見ていないところで意地悪をしている)

・肩が上がって、身体に緊張感がある

・おどおどしていて落ち着きがない

・ボーッとしている

・無口、口数が少ない

・スマホやゲームなどに執着している(楽しんでやるというより、強迫的)

・食欲がない

・お腹がすかない、と言いながら、気付いたらお菓子やジュースなどはよく摂っている

・睡眠のリズムの乱れ(夜眠りにくい、朝起きにくい、夜中に飛び起きたりする)

・お金の使い方が増えた

・集中力がない、途切れやすい

・疲れている

・頭痛や腹痛を頻繁に訴える(病院に行っても、特定の診断は出ない)

などなど・・・

お子さんの年齢や発達によっても異なりますが、

低年齢(小学校中学年くらいまで)のお子さんは、身体症状(「お腹が痛い」「頭が痛い」「しんどい」、トイレから出てこない等)

として表れることが多いかもしれません。


まだ、自分の気持ちのモヤモヤを言葉で適切に表現するのが難しいため、身体の症状として直接表れます。


また、「学校に行こう」と考えると出てくる「行きたくない」という気持ちを親にそのまま伝えられないため(学校を休みたいと言うと、その理由を聞かれるが、友達とうまくいっていない、とか、勉強が分からない、などと本当の理由を言っても親は納得してくれない、あるいは説得させられるので通用しない、と子どもが信じているような場合)


学校を休む理由として、分かりやすく身体症状を訴えることもあるかもしれません。

(対応については、次回に)

ただ、身体症状に出ている、ということは、本人はよほど我慢してしんどい状態にいるかもしれません。

小学校高学年のお子さん

思春期年代のお子さんになると


身体症状で表現することもありますが、

その他にもイライラや睡眠の乱れ、何か(例えばスマホやゲーム)への執着として表れることも増えてきます。


周りの大人から見ると何でそんなことで?と思うようなことでイライラしていたり、

兄弟に当たったり、スマホやゲームを楽しんで触っているというより、そちらに逃げ込んでいたり、手放せない、あるいは終わった後もすっきりしていない、などが見られるかもしれません。

また、生活リズムの乱れ(食事や睡眠)は、本人の回復度を測るための指標になります。

いかがですか。

お子さんに当てはまるものがありますでしょうか。

誤解のないように、

このような症状があったら、すぐ不登校になる、という訳ではありません。


子ども達は、自分で回復する力を持っていますし、

親以外にも、周りに本人を助けてくれる環境があると、

回復していくこともできます。

ただ、この状態に不適切に対応されてしまったり、放置される状態が続く、

周りに助けてもらえる環境がない(友達、先生、助けてくれる大人の存在など)

学校に行けない状態が続き始める、ということがあるかもしれません。

「何かおかしいな?」と早めに気付いてあげられると、お子さんは安心します。

学校で起こっている問題そのものが解決されなくても、気持ちが分かってもらえると、

自分で解決する元気や勇気が出ることもあります。

その他、個々のお子さんの状況に合わせて、カウンセラーが子ども達の症状で見ているポイントを知りたい場合や

対応についてお困りの場合は、こちらでカウンセリングをお受けしています。

また、お子さんの傷つきが深い(ひどいいじめに遭ったなど)場合は

お子さん自身のカウンセリングもお受けしています。


子ども達を育てる目は、たくさんあって良いと思っています。

一緒に考えていきますよ。


カウンセリングご希望の方はこちらから。


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